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オランダでの生活を綴っています



オランダの映画 :: 2015/11/02(Mon)

見たい映画があります。
といっても、ちょっと前の映画。
Minoes(ミヌース)というタイトルの映画です。2001年に公開されたようです。
日本版だと、『ネコのミヌース』(2004年公開)。

同タイトルの児童文学が原作で、作者はアニー・M・G・シュミット。
イップとヤネッケという童話で有名な作家さん。
原作は1970年に発表されたよう。名作は色あせないということですね。
『ネコのミヌース』は、人間の少女になったネコの物語です。

なぜ今になってこの映画が気になったのかというと、カリス・ファン・ハウテンという女優さんが出ているからなのです。
たまたまカリスのことを調べていたらこの『ネコのミヌース』がヒットしました。

カリスが出ている映画をいくつか見たことがあります。
正直なところ、ものすごく美人な女優さんではないと思う。
目が小さくて、顔のいろんなパーツや顔自体も細い印象。
ファニーフェイス?なのだろうか。
派手なオーラはありませんが、魅力のある女優さんだと思います。

イメージは、演じる役にもよるのかな。

初めて彼女を見た映画は『ブラックブック』でした。2006年公開(日本では2007年)。
監督さんは、あの『氷の微笑』のポール・バーホーベン。
(……”あの”とかいっていますが、実は見たことありません)
オランダのことを知ることができるかなと思い、軽い気持ちで見た映画ですが、けっこう衝撃的な内容だった記憶があります。
第二次世界大戦のナチス占領下オランダのレジスタンスをとりあげた、サスペンス映画。といってもレジスタンス賞賛の映画ではない。ナチスとレジスタンスのどちらにも正義もあれば悪もある。味方だと思っていれば裏切りがあり、また人々は手のひらを返したように態度を変える……。
何を信じたらよいのかわからなくなるような救いようのない状況に、見ていて苦しさを覚えました。映像もかなり強烈だった気が。
この映画に出ていたカリスは、強く、また妖艶な感じもありました。

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そのあと見たのはAlles is Liefde。英訳すると、Everything is Love かな?
2007年公開。日本では公開されていません。
タイトルから察せられるとおり、ラブコメです。ラブといっても、男女の愛もあれば、友情、家族愛もある。
あと、男性同士の愛も。
(そういえば、オランダはゲイが多い(オープンな?)国なのだそうです)
映画は、ドタバタでハートフルな感じ。
なぜか印象に残っているのは、10代の少年と、30代だか40代だかの既婚女性との恋。
たぶん、彼のあまりに直接的な愛の表現のせいだと思う……。
公開されたのが10月だったので、シンタクラースやクリスマスも劇中に取り入れられ、楽しい映画でした。
その時のカリスは、清潔感があってかわいいけれど、どちらかといえばやや地味目な女性だったかな。
でもちょっとコミカルなところもある女性。

あとから『ブラックブック』の女優さんと知り、驚きました。
まるで別人。

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そして今見たい『ネコのミヌース』。
トレーラーを見てみたけれど、オランダなんだなぁと思えるような風景があらわれて、親しみがわきました。
ハーリングを売っているおじさんとか、本当に駅前のスタンドにいそうで。
見慣れた風景があらわれると、なんだかうれしい。

カリスもこの作品ではどんな演じ方をしているのか気になります。
You Tubeで本編も見られるようなのですが、オランダ語で、たぶん字幕はなし。
DVDなら字幕も選べるし、そんなに高くないので買おうかなと迷い中……







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45 YEARS :: 2015/10/04(Sun)

45 YEARS という映画を見てきました。
シャーロット・ランプリングが主演。

ランプリングは好きです。もう69歳だそう。若い頃もきれいだったようですが、今のほうが好きかな。
彼女自身の人柄はわかりませんが、これまで見てきた映画からは、知性と人間的な深みが感じられるような気がします。
あんなふうに美しく年齢を重ねたいものです。

45 YEARSのリーフレット。オランダ語です。
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ストーリーは、結婚45周年のパーティーを一週間後に控えたケイト(ランプリング)とジェフ(トム・コートニー)のもとに、ある手紙が届きます。
手紙は、雪山で行方不明になっていた、ジェフの若き日の恋人の遺体が見つかったという内容でした。
この手紙は夫婦に大きな衝撃を与えます。

淡々とした映画ですが、それぞれのこころの動きが丹念に描かれている気がしました。
ランプリング演じるケイトは、冷静ながらも情念をもった妻というかんじでした。

映画は英語の音声+オランダ語字幕でした。
言葉をすべて理解できていたら、もっとふたりのこころの機微がわかったのだろうなあ……
自分の英語力をちょっと残念に思います。
がんばろう。



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