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オランダでの生活を綴っています



ベタとの思い出 :: 2016/03/03(Thu)

ゆうべ母と電話したときに、ベタ(ロキ)が亡くなったことを知らされました。

2月くらいから、エサをあげても吐き出してしまって食べなかったり、物陰に隠れていることが多くなったと聞いていました。
ロキの体に異変がないか写真を撮って送ってもらったり、水の検査をしてもらったりしたのですが、2月の時点で、特に異常は認められませんでした。
もしかして、寿命……?
個体差はありますし、ネットで調べても諸説あるので確かなことはわからないのですが、ベタの寿命は2~3年程度ということです。
ベタの寿命は熱帯魚の中でも短いそう。

私がロキを迎えたのは、昨年の1月でした。迎えた時にはすでに成魚ですから、その時点で半年ほどは経過していることになります。

ロキは、私がスイスに行っている間に、眠るようにして亡くなったそうです。
亡くなる直前は、底の方でじっとしていて、ときどき動く程度……にまで弱っていたそう。
2月くらいまでは鏡を見せるとフレアリングしていたそうですが、亡くなる前は、怯えて逃げるようになったとのことでした。

彼が生きたのは1年半と少し……。
あまり写真や動画を撮っていなかったのですが、ロキとの思い出を。

ロキを迎えた日は、2015年1月27日。
昨年のあのころは、寒い日が続いていた気がします。2月の初めころには雪も降った気が。
でも、私の部屋は温かくなりました。

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始めは、とっても小さな瓶で飼い始めました。
(お互い?)緊張のあまり、ビニール袋から瓶へ移動させる際、うまく入らず、飛び出して床に……!
「わわ、ごめん!ごめんね!」とパニックになりつつ、そっと水に。

最初は呼吸が荒かったベタですが、じょじょに新しい環境に慣れていきました。
真っ赤な体で、びゅんびゅん泳ぎ回って、火の玉みたい……ということで、火に関係する名前に。
ロキ。
神話のエピソードはいろいろありますけれども、ちょっとおどけたところもあるし、いいかな、と。

鏡をみて、フレアリング↓
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でも、どう見てもこの瓶でずっと育てるのは無理。
いろいろ調べた結果、最低でも4リットルほど入る容器が必要とのことがわかりました。
善は急げということで、まもなく小さめの水槽(4リットルほどの)に引っ越し。

ロキを迎えて間もなくのころ、体にもやもやしたものがついていることが多かったことを思い出します。
水カビかと思って心配しましたが、しばらくすると体のもやもやはなくなっていきました。
おそらく、新しい環境に対するストレスで、粘膜剥離していたものと考えられます。

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温度計が気になる(好き?)なようで、よく温度計を見たり、そこに体を絡ませたりしていました。

しかし、2015年3月初め、ロキがおぐされになってしまいました。
おそらく、きちんと水槽が立ち上がっていなかったことが問題だったのだと思います。
本当は、魚を飼い始める前に、水槽を立ち上げていなくてはならないのです(当時、私は無知だった……)。
あとはそういう不安定な状態で、2月に2-3日家を空けることがあったためか……。
通常ですと、熱帯魚は1週間ほどエサを与えなくても大丈夫です。
しかし、私が3日ほどの外出から帰宅すると、ロキは寂しげに水槽の隅っこの方にうずくまって(?)いました。
そして、私を見つけると、なんだかやつれた姿で弱々しくこちらに泳いできたのでした。

その後毎日エサをやり、水槽の手入れをして、ロキは元気を取り戻しました。
しかし、それではまだ何の改善にもなっていなかったのです……。
ある日の夜、帰宅すると、なんとロキの尾が短くなっていたのです。

しっぽがちょっと溶けています↓
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ロキ自体は元気なのが幸いです。
すぐに水槽から集中治療室(以前使っていた瓶)に移し、薬で治療を始めました。

治療が早かったため、回復は早かったです。それでも、体から菌をなくすため、2週間ほど薬浴を行いました。
おぐされはカラムナリス菌という菌に感染することで発症します。
しかし、カラムナリス菌は常在菌と言われ、水槽に常にいるものなのだそうです。水質の悪化や、魚の健康状態の悪化で抵抗力が弱まると、この菌に感染してしまうようです。
そこで治療と同時に、ベタの飼い方、特に水槽の立ち上げ方を徹底的に学びなおし、改めて水槽を立ち上げることにしました。

この病気をきっかけに、これまでの育て方を猛反省……。
と、同時に、ロキを居心地の悪い家でお留守番させ、私だけ外で楽しんでしまっていたことも反省。
おぐされが出た日、それは私が友達と温泉でわいわい遊び、夜遅くに帰宅した日なのですよね……。
ベタは言葉を話さないけれど、体で気持ち(体調)を主張するんですね。
ベタは表情豊かだからわかりやすいけれど。それでも、よく見てあげないといけない、と思いました。

2週間後。
すっかり良くなったロキは、水槽へと戻りました。
尾やヒレの溶けた部分も無事再生しましたが、ちょっと変な形になってしまいました。
それでも美しさは変わりませんが……もともとの美しい尾とヒレを、ほんの一部とは言え失わせてしまったのは、やはり申し訳なかったです。

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この後定期的に水の検査をしていましたが、しばらくすると水質が安定して、ほとんど手入れが不要となりました。
時々コケを掃除するくらい。
ロキの体調も安定し、元気に猛暑も乗り切りました。

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そして、実家への引っ越し……。

こうして振り返ると、病気にしてしまったり、引っ越しもあったりして、ロキの寿命を削ってしまったのかもしれません。
ロキを迎えることを決めたのにも理由があったのですが、結局それも変わってしまい、彼と離れることになってしまった。
ごめんね、としか言えないです。

もちろん、あとは「ありがとう」。
ロキはたくさんの喜びと楽しい毎日をくれましたから。
いつだったか、「魚がいるから、なかなか家(一人暮らしのアパート)を離れられないんだ」というと、祖母は「それが生き物と暮らすということだ。大変なんだぞ」と言いました。
確かに大変、だけど、ロキが気持ちよさそうだったり楽しそうだったりすると、それだけで私もうれしくなるのです。
だから、大変なところも含めて、愛おしいと思えました。

動画。視点が揺れて見づらいかもしれませんが……。


生き物と暮らすことってどういうことなのか、考えさせられました。
昔ウサギを飼っていて、ウサギが亡くなった時にもいろいろ思うことはありましたが、
今回はずっと一対一で向き合っていたので、その時よりも、もっと考えさせられた気がします。








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サボテンの花 :: 2016/02/06(Sat)

サボテン(松霞)の花が咲きました。

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日光が足りないせいか、パッと全開にならず、ちょっと開いている程度。

でも、トゲトゲの体から、こんなに可憐で、かわいい黄色の花が咲くんだなあ……と思うと、胸がきゅんとしてしまいます。
うすい黄色の、透き通るような花びら。
緑、赤、黄色は気持ちが明るくなるような色合いです。

ところで、サボテンの花言葉には素敵なものが多いです。

「内気な乙女」、「秘めたる情熱」、「枯れない愛」、「燃える心」。
あとは、「偉大」、「温かい心」なんていうのもあるようです。

うちのサボテンたちはそれぞれ性格が違いそうですが、みな「内気な乙女」で「秘めたる情熱」を持っていそうな雰囲気を醸し出している気がします。
表面上は気丈だけど、本当は繊細。
伝えたい思いがあるけれど、なかなか言えない……
みたいな。










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新しいつぼみ :: 2016/01/07(Thu)

もう片方のヒヤシンスが開花しました。
先に咲いたものとは違って、茎が伸びませんでした。
伸びきらないまま、葉の中で咲き始めた感じです。

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でも、花がはじけだしたみたいで、それはそれでよい感じ。

先に咲いたほうの花はほとんど枯れてしまいましたが、もう一つつぼみが出てきました。
小さいつぼみが奥の方に見えます。
植物の成長を見ていると、小さくても生命の力強さを感じます。
このつぼみが開いていくのも楽しみです。

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でも来週は調査旅行の予定が。
もしかしたらこの新しい、小さいヒヤシンスの開花が見られないかもしれない。

いつの間にか年が明け、もう一週間。
「準備ができたら」と調査を先延ばししていたら、年度末になってしまう……!ということで、急きょ調査に行くことに。
はじめての場所。どうなるか、ちょっと不安もあります。
週末を使って、できる限りの準備をするつもりです。








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ほころぶ :: 2015/12/27(Sun)

連休最終日は、あまり天気がよくありませんでした。
昨日はよく晴れ、日光をたくさん浴びたおかげか、ヒヤシンスがほころんできました。

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花はうすいピンクかな。
朝と比べても、だいぶ花が開いています。
もう片方はつぼみがまだ顔さえ出しておらず、もう少し時間がかかりそうです。
でも時間差があったほうが楽しめそう。

サボテンの松霞にも、つぼみができました。
サボテンは成長がゆっくりといいますが、私の部屋と相性がよいのか、予想以上にぐんぐん成長しています。

さて、今年もあと4日。
「今年」やり残したわけではないけれど、できなかったことならたくさんあるなあ……と思う。
といっても、オランダではどうしようもないので、帰国してからやるしかない。
こちらで今年やり残したことは、特にない……といいな(見落としがなければ……)。
3か月間でやろうと思ったことは、ある程度できた気がします。
来年に向けて、残りの4日間、しっかり過ごしたい。









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ルームメイトが増えました :: 2015/11/28(Sat)

新しくサボテン2つを部屋に迎えました。

サボテンは見ていて飽きません。小さいけれど個性と存在感があります。
世話をしていると、ちゃんと成長というかたちで反応してくれるのがうれしい。

新しく加えたのは、どちらもマミラリア属。

こちらの名前は、「白星」(しらほし)。
ひつじ……あるいはきれいな白髪のおばあちゃんのパーマ、といった感じのたたずまい。
ふわふわに見えますが、触るとチクチクします。

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この白星は一つまるっと植えられていますが、下の「松霞」のように、群生するタイプのサボテンのようです。

こちらは「松霞」(まつがすみ)。群生タイプ。下の写真では見えないのですが、赤い実がついています。
お店でかなりの数が群生したものを見たのですが、赤い実がサボテン本体の上にふりかけられているように見え、初め実は単なるディスプレイ用の飾りかと思ってしまいました。よく見たらサボテンから出ているので、こんなのもあるんだと驚きでした。
赤い実が、まるで南天や柊の実のようで、冬に合う気がします。

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なんだか草餅みたいです(特に真上から撮った写真↓)。よもぎ入りの柔らかいお餅にたっぷりきなこをまぶしたような……。
祖母の作ったお餅が食べたい。

三つを上から。

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ちなみに、最初に買ったサボテンは、エキノプシス属の「短毛丸」(たんもうまる)というらしいです。
針が短いからですね……。

私は丸くて、針の目立たない、おとなしめのサボテンが好きみたいです。






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