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2月13日ミュンヘン旅行記の続きです。
ざわざわする旧市街を通り抜け、ようやくレジデンツに到着。
レジデンツはヴィッテルスバッハ家(バイエルン王家)の居城です。
14世紀後半から建設が始まったそうですが、それから何度も拡張をしており、中は広く、複雑な構造になっています。
前々回書いた、ねずみの現れた建物がここ、レジデンツでした。
チケット売り場に入ろうとしたまさにその時、目の前を小さなねずみが駆けていったのでした。
レジデンツ入場後、最初の部屋。
これからすごい部屋が続きそうなことを予感させます。

受付ではオーディオガイドを借りられます。
各部屋に対して説明があるので、オーディオガイドを聞きながら進むとかなり時間がかかります。
ゆっくり、じっくり見て回るなら半日は必要な気がします。
アンティクアリウム。その名の通り、アンティークのコレクションのための部屋。

丸い天井が印象的。フレスコ画と隅々まで施された緻密な装飾が見事です。

ホールの両脇には、いろいろな彫刻の像が。

眠る天使。

グリーン・ギャラリー。

部屋の名前は、緑色のダマスク織りの壁紙に由来するそうです。
これは何の部屋だったかな?鏡の間のようなところ。

東洋(風?)の時計がありました。

小さい地球儀のついた置物。

祖先画ギャラリー。

ヴィッテルスバッハ家の肖像画がずらーっと並んでいます。その数121枚。
観光地を巡ることは、単に美しいものや珍しい異国の文化に触れるだけではなく、その地にある歴史のピースを少しずつ集めるような感じかもしれない、と思いました。バイエルン王家ゆかりのものが各所にあり、それらを巡る中で、一つ一つの過去の断片がゆるやかに結びついていく感じがします。
もちろん、観光客として集めたピースだけでは完成するはずもなく、ごく一部を知る(というより、感じる?)にすぎないとは思います。
でも、そんなふうにして遠い過去に思いを馳せることができる……。旅の楽しみの一つな気がします。
次の日(2月14日)訪れた場所も、そんな場所でした。
続く。
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| comment:2
どの写真を見ても,ど迫力ですね!
たくさんの人々の労力と信仰とが,この文化を形成してきたのだと思うと感慨深いです。
ここで一日過ごしたらきっと私の夢の中は,これらの模様と色と調度品で一杯になりそうです(笑)。
すごいです。
- 2016/02/17(Wed) 02:07:04 |
- URL |
- 山麓 #w4Ib0zSU
- [ 編集 ]
本当に豪華な建物でした。確かに、ここで一日過ごしたら、夢にまで出てきそうですね(笑)
きらきらの夢になりそうです(^○^)
このような昔の建造物を見て回ると、どの土地にもその地の歴史があり、その上に現在があるのだと感じさせられます。
- 2016/02/17(Wed) 19:56:43 |
- URL |
- おしゃま #7JZfjjgM
- [ 編集 ]