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バーミンガムでの育児生活を綴っています



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ノイシュヴァンシュタイン城 :: 2016/02/17(Wed)

2月14日の旅行記です。

この日は、ノイシュヴァンシュタイン城を訪れました。
夏のドイツ旅行の時にも行きたかったけれど、かなわなかった、憧れのお城。

私が中学生の頃、父が仕事でヨーロッパ数か国に行きました。
その中にはドイツ、そしてノイシュヴァンシュタイン城観光も含まれていました。
父が買ってきたお土産の本には、緑の中にたたずむ、それはそれは美しい、白亜の城の写真が。

今は冬(しかも降雪なし)だし、その魅力はどうか?とも思ったけれど、思い立ったが吉日というものです。

今回は現地発着ツアーを利用しました。
限られた時間で行きたいところを効率よく回るには、ツアーが便利ですね。
ツアーといっても、他の人と一緒なのはバスでの移動くらいで、現地ではほとんど個人の自由行動だったので、窮屈さは皆無でした。

さて、朝8時にミュンヘン中央駅に集合し、ノイシュヴァンシュタイン城までバスで移動します。
城の麓のホーエンシュヴァンガウという村まで、2時間ほどだったでしょうか。
村が近づくと、アルプスの山々が見え始めました。
そして森の中に、お城が。

P2140391.jpg

感動……。

ホーエンシュヴァンガウに到着後、お城のチケットが渡されました。
入場時間が決められているので、その時間までにお城の入場ゲートに来るようにとのこと。
お城までは、徒歩、馬車、シャトルバスの、いずれかの方法で行きます。
基本的には徒歩が好きなのですが、今回は行きたいビューポイントを効率よく回るため、シャトルバスを使いました。
シャトルバスはマリエン橋という、お城のビューポイントまで行きます。
定番のノイシュヴァンシュタイン城の写真が撮れる場所が、マリエン橋。しかし、現在マリエン橋は工事中……。

マリエン橋近くでバスを降てからは、お城まで10分ほど歩きます。
途中で素晴らしい風景が見えました。

P2140397.jpg

遠くにアルプスの山、アルプ湖、ホーエンシュヴァンガウ城。
ホーエンシュヴァンガウ城は、ルートヴィヒ2世の父マクシミリアン2世が再建した城です。
このお城で、ルートヴィヒ2世は子供時代を過ごし、中世の騎士物語への憧れを抱き、自分の世界を作り上げていったそうです。

また少し進むと、ノイシュヴァンシュタイン城が姿を現しました。

P2140403.jpg

後ろからだけど、美しさに息を飲む。
この日、天気予報では雨だったのですが、見事に晴れました(雲はありますけれども)。

P2140417.jpg

そのおかげで、逆光に……。

近くからだと、大きくて全景を収められません。

P2140428.jpg

全景を収められるのは、マリエン橋からと、あとはロープウェイでしょうか。
これ↓がマリエン橋。谷にかかった吊り橋なんです。
橋からは谷底?が見えるそうで……。高所恐怖症にとっては、ちょっと辛いかも。

P2140440.jpg

でも、次回はマリエン橋とロープウェイの両方にチャレンジしたいものです。

中庭から。

P2140447.jpg

中庭には電光掲示板があって、チケットに書かれた番号と入場の時刻が示されています。
私の入場は11時40分でした。チケットをゲートに通し、入場します。
中は撮影禁止。
なんでも、著作権がどうとか……。

お城は、オーディオガイドによる、ガイドツアーになります。
一人ずつオーディオガイドを借り、スタッフの案内に従って進みます。
部屋に入ると、無線により、自動的にオーディオガイドの説明が始まります。

ノイシュヴァンシュタイン城は、未完の城です。
ルートヴィヒ2世が建設した城のうち、完成したのはリンダ―ホーフ城のみ。
ノイシュヴァンシュタイン城は、全体の3分の1しかできていないため、見学は30分ほどで終わってしまいます。

お城の内部は、確かにきんきらきんで豪華。ルートヴィヒ2世の憧れた、神話や騎士道物語に満ちていました。
この城は、ルートヴィヒ2世の「夢の世界」、彼の内面世界そのものなのだろうと思いました。

P2140459.jpg

見学を終え、再び麓へ。
ホーエンシュヴァンガウ城。

P2140467.jpg

この後、ロマンティック街道終点の町、フュッセンへ移動しました。
フュッセンは、思った以上に素敵な町でした。

続く。






ところで、このお城、確かに憧れてはいたけれども、なんだか自分の中で評価の難しい建造物だなという印象です。
諸手を挙げて「素晴らしい!」と言えないというか……。

このお城は、ルートヴィヒ2世のためだけのテーマパークみたいなお城なのですよね。
同じ時期に作られたお城に、プロイセン王国ホーエンツォレルン家のホーエンツォレルン城があります。
こちらも美しく、名城として名高いのですが、対照的だなと感じます。
お城といっても、ノイシュヴァンシュタイン城はSchloss(宮殿的な居城)であるのに対し、ホーエンツォレルン城はBurg(城砦)ですから、違って当然ですが。
後者は、武骨で、戦うためのお城です。

二つの国は、国としての力も違っていました。
プロイセン王国は商工業も発展していましたが、バイエルンといえば農業くらいしかない、田舎の小王国という感じだったらしいです。
そして、ルートヴィヒ2世の治世のバイエルン王国は、プロイセン王国と戦をして負けています。そのうえ、前者は後者に借金までしているんですよね……。
それなのに、ルートヴィヒ2世はお城の建造に心血注ぎ、散財。
(とはいえ、当時王国を破たんさせたお城が、現在ではバイエルン州の財政を潤しているのだから、皮肉なものです。)

そして、そのお城自体は、何かの様式があるわけではなく、とにかく憧れを集め、模倣し、詰め込んた、彼だけの世界。
実際のところ、このお城(の、特に内装)は美しいのだろうか……?、見方によっては悪趣味なのでは……?と、そこはかとない疑問を抱かせるのです。
城の背景にある歴史よりも、それが私としては気になってしまい、首をかしげる結果に。

とはいえ、ルートヴィヒ2世という人物を通すと、非常に興味深い建造物であることに変わりありません。
中世騎士道物語へと傾倒して自己の内面世界を形成し、さらにそれを現実に作り上げる。
内面の世界においても、現実の世界においても、自分の世界の中でのみ、彼は生きていたのでしょうねえ……。

2015年3月に、ノイシュヴァンシュタイン城は日本の姫路城と観光をテーマとした友好協定を結んだそうです。
初めは「姉妹」協定を結ぼうとしたそうですが、格が違うということで、「姉妹」にはなれなかったよう。
(姫路城のほうが格上とのことです)
「ノイシュヴァンシュタイン城はまだ新しいから……」とガイドさんはおっしゃっていましたが、古いだけで世界遺産になるわけではないでしょうし、私としてはノイシュヴァンシュタイン城が世界遺産になるのは難しいのでは……と思ってしまいました。







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