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先週の日曜日、サマータイムが始まりました。
前日に友人と「そういえば、明日からサマータイムだね!」という話をしていたにもかかわらず、
午前中はすっかり忘れていました。
その日曜日に作ったお人形の新しい服。
サマータイムはあまり好きではありませんが(後述)、作業をするときは手元が明るい時間が長くなるので、
悪くないかもしれません……。

*この洋服は、『My crochet doll』(オランダ語:Mijn gehaakte pop)の動物編『My crochet animals』の洋服を参考に作りました。動物のあみぐるみ本体は、どうも編む意欲がわきませんが(赤ちゃんうさぎ以外、かわいいといいがたい)、洋服は参考になります。
さて、サマータイム。
こちらの人たちは、3月の最終日曜日にサマータイムが始まると、うれしそうに時計の針を一時間進めるようです。
長い冬の終わり、春の訪れ……。サマータイムが始まることは、喜ばしいことなのでしょう。
夏も短いですから、こちらの人々にとって、太陽の出ている時というのは非常に貴重なのだろうなと思います。
(だから、多少寒くても外でお茶するのでしょうかね)
私に関していえば、サマータイムがそれほど好きではありません。
たった1時間ですが、この違いに体をなじませるのは大変です。
サマータイム開始直後、時計の上では同じ時間に起きていますし、睡眠時間も変わりないはずなのに、なんだか疲れている感じ。
確かに日が長いことのメリットもあるのですが(夜遊びして、多少遅くなっても安心であるとか)、
明るい時間を有効に使わないといけないという観念に、私はなんだか疲れてしまいます。
私の今の身分ですと、時間が自由になるし、一人の時間が長いということもあるしで、
サマータイムの意義にピンとこないだけなのか……。
また、こちらで生まれ育った人と、日の出ている時間の価値が違うのかもしれない……と思ったりもします。
夜が好きということもあるのかもしれません。
暗闇は、不安も生み出すけれど、安心感も生む気がします。
世界が眠る準備を始めると、私ももう休んでよいのだと思える。
明るい状態では、世界がまだ活動中な気がして、なんだか気持ちが休まらないのです。
何年か前、オランダで6月下旬から8月下旬までの時期(まさに夏)を過ごしたことがありますが、
来る日も来る日も、なかなか来ない夜を待ってばかりいた……。
私の知人には、暗く陰鬱な冬を嫌う人が多いです。
逆に私は、いつまでも夜の帳の下りない夏が来ることに、少し怯えている。
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