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8月29日、アテネに戻ってきました。
再びアテネの観光。
まずアクロポリス博物館へ。

入口。

館内の床はガラス張りの箇所があり、下の遺跡が見られるようになっていました。
アテナイ(アテネ)の守護神は女神アテナです。
守護神をめぐるお話しがあります。アテナイ市の支配権をめぐって争ったのはポセイドンとアテナ。両者はアテナイ市民に贈り物をすることで、勝敗を決めることになりました。ポセイドンは泉を、アテナはオリーブの木を贈りました。結果、アテナイ市民は後者を選び、アテネを守護神として迎えたそうです。

館内にはたくさんの展示物がありました。
なんとか閉館までにすべて見て回ることができましたが、最後のほうは駆け足でした。というのも、最初の展示に時間をかけすぎたため……。見学は計画的に。そして時間に余裕を持ってきた方がよさそうです。
博物館の後は、ハドリアヌスの門とゼウス神殿へ。
ハドリアヌスの門。

ハドリアヌスの功績をたたえ、2世紀に建てられた門です。
西面には、「ここはアテネ、テセウスの古代都市」、東面には「ここはハドリアヌスの都市、テセウスのではない」と書いてあるとのこと。テセウスはギリシャ神話に登場するアテナイの王。ミノタウロス退治などで有名です。
ゼウス神殿。

紀元前6世紀に建設が始まり、2世紀、ハドリアヌス帝の時代に完成したそうです。
現在残っているのは写真の柱のみですが、とても大きな神殿であったことがわかります。
次に、ローマン・アゴラ方面へ。
ハドリアヌスの図書館。132年に皇帝ハドリアヌスが建設した施設です。

ローマン・アゴラ。ローマ時代初期のアゴラ跡。

入場時間を過ぎていたので、外から眺めるのみでした。でも、通りから眺めるだけでも十分かな……という印象。
ローマン・アゴラのシンボル、風の神の塔。

ローマン・アゴラの門。

夜になると、アクロポリスの丘がライトアップされます。

その後、町中をぶらぶら。アテネは夜も活気がありました。
オランダやドイツ、スイスなど、ヨーロッパの北のほうと比べると、夜遅くまでにぎやか、人も開放的な印象を受けました。

つづく
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