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バーミンガムでの育児生活を綴っています



オランダの妊婦健診・出産の場所 :: 2017/03/19(Sun)

妊娠してから、夫と出産までの計画を立てました。
実は来年度から、夫はオランダを離れ、別な国で仕事をすることになっています。
私のオランダでの任期はまだあるものの、オランダにひとり残って出産するというのは考えにくい。ですから、いったん日本に帰国して出産をすることに決めました。

しかし、私が研究を中断できる期間(つまり日本に帰国できる期間)も決まっています。出産予定日の6週間前から子どもが満一歳半を迎えるまでなので、結局妊娠後期まで、健診はオランダでするしかありません(その後、子どもを連れて一人オランダに戻り、研究を再開するのか?という大きな問題もあります)。

夫と話しあって、できれば日本人の妊婦さんが多く利用している病院のほうが安心できるよね、ということになりました。
実際には、どこで健診を受けても同じかも知れませんが、オランダの妊婦健診と出産のスタイルは、日本と大きく異なるのです。なので、気分だけでも、安心できるところのほうがいいと思いました。

では、オランダと日本で何が大きく異なるのか。

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まず、オランダで健診を受ける場合、大きく二種類の健診に分かれます。
①病院での専門医による健診
②助産院での助産師さんによる健診

オランダ人のほとんどは②を選ぶそうです。
オランダ語で病院は、ziekenhuis。ziekは病気、huisは家。病院は病気の人が行くところであり、妊娠出産は病気ではないから、病院は利用しないのが普通のようです(リスクのある妊娠・出産を除いて)。病院のほうが費用もかかります(保険でカバーされますが)。
病院では、医学的な面から健診とアドバイスが受けられますが、一回の診察時間は短く、さらっとした感じ。
助産師さんの場合は、もう少し時間をかけて、ソフトなサポートを受けられるとか。マタニティヨガなんかもあるそうです。

どこで出産するかも、日本と大きく異なると思います。
上記の①と②、どちらの健診スタイルを選ぶかで、出産場所の選択肢が変わります。
①の場合は、かならず病院での出産。
②の場合、病院か、自宅かが選べます。
オランダでは、なんと自宅での出産を選択する人が多いのだそうです。
その理由は、費用(もちろん病院のほうが高い)と、病院からの移動の手間なんかもあるということです。
実は病院での出産にしろ、入院の期間は一日ほど(24時間以内)で、すぐに帰宅させられるそうです……。しかもオランダの家は階段が狭く急なことも多い。移動が大変です。

そのかわり、出産後は、kraamzorg(クラームゾルフ)という産後のケアをしてくれる人が一週間ほど自宅を訪れて、様々なケアをすることになっています。あらかじめ出産前にクラームゾルフさんに連絡をして、計画を立てておくようです。
私の場合、日本での出産を決めていたので、クラームゾルフは手配をしませんでした。

さらに、健診の仕方や頻度についても、日本とは異なるようですが、それはまた別記事に。

それらを踏まえて病院の情報を調べた結果、日本語で予約や診察のサポートをしてくれる「ジャパン・デスク」のある病院を見つけたので、そこで健診を受けようということになったのでした。




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オランダのホームドクター(huisarts)制度 :: 2017/03/17(Fri)

スイス&フランス旅行記が終わりました。
ブログお休み中(夏~これまで)にあったことを記録として残しておこうと思います。

じつは結婚後、まもなく子どもができました。
日本でなら、妊娠したかな?と思ったら、まずは妊娠検査薬を使い、その後病院に行くのが普通ではないかと思います。
しかしオランダでは、日本とはちょっと違う制度になっています。
オランダで病院に行くのは初めてですし、わからないことだらけ。インターネットで情報集めを行うとともに、たまたまオランダに昨年妊娠した友人がいたので、彼女からいろいろな話を聞きました。

オランダと日本で大きく異なるのは、
①病院へのかかり方(全般)
②健診の場所(妊娠・出産)
③出産の場所(妊娠・出産)
(④保険)
だと思います。

今回は、①病院へのかかり方について。

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日本だと、病気やけがをした場合、すぐに専門医に診てもらいに行くと思うのですが、オランダではまず「ホームドクター」を訪れます。
ホームドクターはオランダ語だとHuisarts。英語だとGeneral Practitioner というようです。略してGP。
専門医(specialist)にかかるためには、ホームドクターからの紹介状が必要です。
(その後すぐ専門医に予約しても、診察が数週間後ということもよくあるようです。オランダでは、専門医の診察までかなり時間がかかります……。)

ホームドクターは、あらかじめ登録しておく必要があります。どの医師に登録するかは自由に選べるようですが、自宅近くの医師を選ぶのがほとんどではないかと思います。

さて、子どもができた時点で、私はホームドクターの登録さえしていませんでした。どうやって登録するのか、そもそも医師を選べるものなのか、登録料などがあるのか……何もわかりませんでした。
前述の友人に尋ねたところ、彼女の登録しているホームドクターは、インターネットを通して登録や診察の予約などもできるとのことでした。とりあえず、彼女に教えてもらった医師に登録。

……登録はしたものの、夫と相談したうえ、初めての病院は日本人向けの病院を利用することにしたのでした。

日本人向けのクリニックについては別記事に。









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プティット・ヴニーズ :: 2017/03/16(Thu)

プティット・ヴニーズ。
運河沿いにカラフルな木組みの家が並んでいました。

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夕暮れ時。

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夕食には、アルザス名物ベックオフをいただきました。
豚肉、牛肉、羊の肉を、ジャガイモやにんじん、たまねぎなどの野菜とともに白ワインで煮込んだお料理です。

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そういえば、コルマールに来て驚いたことは、あらゆるものが安く”見える”ということでした。
スイスは物価が高いため、コルマールはまるで天国。
美しい景色に、手ごろな値段のコーヒー&お菓子と、お食事。
この小旅行が楽しくないわけがない。

でもバーゼルに来なかったら、コルマールに行く機会もなかったと思います。
バーゼルに縁があったおかげで、美しい街並みを堪能することができました。




  1. フランス
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コルマールの街並み2 :: 2017/03/14(Tue)

コルマール旅行記の続きです。
旧市街には木組みの家が並んでいました。

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プフィスタの家。
16世紀にたてられた建物。細かな装飾が施されています。

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↑『ハウルの動く城』の冒頭に登場する家にそっくりなんだとか……
アニメは昔見たことがありますが、どうだったかなあと記憶があいまい。画像検索してみたら、アニメの中に、確かにそっくりな家がありました。
もう一度『ハウルの動く城』が見てみたくなりました。

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左側と右側の建物は、それぞれレストラン。
正面の建物には、おそらくイースターの飾り付けがされています。

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装飾がかわいらしい建物。「ラブリー」とか「ガーリー」という言葉がよく合います。
確かレストランだったかと思います。

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その後、プティット・ヴニーズ(小ヴェニス)と呼ばれる区画へ行きました。

つづく。


  1. フランス
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コンセルトヘボウで :: 2017/03/13(Mon)

ブログ内は旅行中ですが、今はオランダにいます。
先週末3月11日(土)はアムステルダムにあるコンセルトヘボウで、ラヴェルの作品を鑑賞してきました。

コンセルトヘボウは、音響の優れたコンサートホールとして有名です。
オランダにいるうちに、一度は足を運び、音楽鑑賞をしてみたいと考えていました。

外観。

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今回鑑賞したのは、Ronald Brautigam plays Ravel's piano concerto in G mayjor というプログラム。

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写真のおじさんがRonal Brautigamさんというピアニスト。

内部の様子。

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とても優美です。コンサートに来た!という高揚感。
今回はバルコニーの席を選びました。

<プログラム>
・ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687) バレエ音楽『町人貴族』 より、「トルコ人の儀式のための行進曲」(1670)
・モーリス・ラヴェル(1875-1937) 『ツィガーヌ』(1924)
・ダリウス・ミヨー(1892‐1974) 『屋根の上の牛』(1920)
・モーリス・ラヴェル 『クープランの墓』(1914-17、管弦楽版1919)
・モーリス・ラヴェル 『ピアノ協奏曲ト長調』(1931) 

すべてフランスの作曲家による作品ですが、「南アメリカやトルコ、ロマ、ジャズの影響がスパイシーな香りを添えている」とのこと。私が好きなのは、『クープランの墓』。原題は、Le tombeau de Couperinで、本来の意味は「クープランを称えて」なんだそう。
戦死した知人たちを偲び、クープランをはじめとする18世紀の音楽に対するオマージュとして作曲されたそうです。

夫がピアノ曲が好きということと、私が『クープランの墓』が聞きたかったことからこのプログラムを選びましたが、大成功でした。
夫も『クープランの墓』を気にいったようでした。

『クープランの墓』は、亡き知人に捧げた作品であることやその名前から、なんとなく暗い曲を想像してしまいますが、曲はとても繊細で軽やかで、美しいものです。
特にプレリュードは幻想的で、なんだかシェイクスピアの『夏の夜の夢』を想起させました。木々の間を妖精が舞うイメージ。
(夫にそう伝えたら、夫も同じイメージが浮かんだと言っていて、驚きでした。)

とても贅沢で豊かな時間を過ごせました。
オランダにいる間に、またコンセルトヘボウに音楽を聞きにきたいです。








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